ティファールのフライパンセットをレビュー！買う前に悩んだこととその結果をお伝えします

今までその辺に売っている安いフライパンを使ってきました。

くっつくようになってきても、まだいけるんじゃないか？と油を多めに引いたりして、あきらかに買い替え時なのに無理くり使ってきました…！

でもコーティングは剥げてるし、へこんでるし、持ち手は取れそうだしで、さすがに買い替えないと危ないなと思い、ティファールを購入しました。

取っ手が取れるやつです。

今回購入したのはフライパンだけじゃなく、お鍋も付いているセットです。

なのでフライパン、お鍋、セット内容、使ってみた感想をお伝えします。

【総評】使い勝手は満足！でもやっぱりいらないものもある

購入したのは9点セットのガス火・IH対応のものです。

ティファールにはガス火専用とガス火/IH対応のものがあります。

うちはガスコンロだけど、転勤でいつ引っ越すかわからないのでIH対応のものにしました。

取っ手の取れるフライパンは初めて使いましたが、すごく使いやすいです！

なのでフライパンや鍋(ソースパン)そのものについては全然満足なんですが、やっぱりセットなので、これはいらなかったかなぁ…と思うものもあります。

反対にこれがセット内容にあればよかったのにというのもありました。

いらないなと思ったもの

【ガラスふたについて】

セット内容には鍋(ソースパン)専用のガラスふたが付いています。

専用なのでサイズはピッタリだし、取っ手を付けててもじゃまにならないようになっています。

でも個人的にはいらなかったなと思いました。

もともと〇cm～〇cm対応みたいなふたを使っていたので、小鍋を2つ持っていてもふたは1つで足りていました。

↓こんなふた

↓ティファールのふた

それに鍋(ソースパン)を使うときって、みそ汁だったりカレーだったり、沸かす・煮込むがほとんどなので、そのときは取っ手を外しています。

カレーの具材とかを炒めるときだけ取っ手を付けるので、ふたをする必要があるときに取っ手を付けていることがありません。

ティファールの取扱説明書にも、

と書いてあります。

だから、わたしにはソースパン専用のガラスふたはいらなかったかなと感じました。

ガラスなのでぐつぐつしているのが見えるのはいいです！

あと専用だとおしゃれ度があがるので、キッチンにこだわりがある人には必要かもしれません。

【シールリッドについて】

ソースパン専用の保存用のふたです。

あんまり使いません。

なので置いておく場所に困ります…

カレーを作ったときに一度使ってみましたが、あれば便利だと思ったけど鍋のふたでいいです。

あれば使うけどなくても困らないよという感じでした。

鍋に料理を入れたまま冷蔵庫にきれいにしまいたい人、中身がこぼれてしまわないか心配な人にはいいですね。

冷蔵庫の中で料理の匂いがしないようにするのにも向いてるかも。

セットにあったらよかったもの

【ウォックパンについて】

深型の26cmのフライパン、炒め鍋です。

これは欲しかったな…あればめっちゃ嬉しかった！

セット内容にある26cmのフライパンがね、浅いんですよね。

あんまり高さがない。

だからキャベツ、もやし、にんじんなど、たくさんの野菜を入れて炒めようものならあふれてこぼれます。

だからウォックパンは欲しかったな。

単品では売っているので、買い足すかどうかは要検討です。

フライパンや鍋を使った感想

セット内容のものを使ってみて、実際感じたことをお伝えします。

フライパン22/26cm

【22cmのフライパン】

22cmの小さめフライパンって使いやすい！

ちょっとだけ炒めたいとか、お弁当のおかずを作るときとかすごく便利。

使い勝手よすぎて使用頻度がとても高いです。

ヘビロテです！

卵焼き器を持っていないのですが、22cmのフライパンなら厚みがある卵焼きを作れます。

セットの中で一番買ってよかったと思いました。

【26cmのフライパン】

広いけど浅いので炒め物がこぼれます…

お肉やお魚、餃子や目玉焼きなど、一度にたくさん”焼く”なら良いサイズです。

揚げ物は油跳ねはあるけどやりやすかった。

ソースパン16/20cm

【16cmのソースパン】

16cmのものははじめに見たとき、

と思いました。

でも大丈夫！冷凍うどんが横向きにちゃんと入った！ギリだけど！

一人分のうどんを作るのに最適です。

コンパクトで冷凍うどんが入る！むしろ求めてたやつかも！と嬉しくなりました。

小さい鍋は洗いやすくていいですね。

【20cmのソースパン】

カレーやシチュー、揚げ物をするときに使いました。

見た目よりも量が入るなという印象です。

カレーやシチューは鍋いっぱいに作って、大人2人が多めに食べて2日分はありました。

揚げ油も400ml～500mlほど入れても、まだ浅い？油の量が少ない？と感じるくらいでした。

鍋に高さがあるので、コンロへの油跳ねも少ないです。

でも20cmなんで、大きめのとんかつ肉なら1枚までかな。

2枚は入るか入らないか…いや、入るかもしれないけどギリギリかなというくらいの大きさです。

揚げ物ならちょっと油が跳ねてしまうけど、26cmのフライパンの方がやりやすかったです。

ガラスふた16/20cm

鍋のぐつぐつ加減が見えるのはいいですね。

火加減を調整したり、止めたりするタイミングがわかりやすいです。

手前のくぼみがあることで、取っ手を付けたときに取っ手がじゃまにならないようになっています。

シールリッド16/20cm

ソースパンを冷蔵庫で保存するときに使う専用のふたです。

↓ふたを閉めたところ

ピッタリしまります。

専用なのできちんとしまるんですが、閉めにくい？合わせにくいです。

ぐにゃってなって、ぐっぐって手で押し込むけどなかなかぴったりしないからさらにグッとしてしめる感じです。

鍋ごと冷蔵庫にしまうことがほとんどないのでほぼ使っていません。

しまうとしても専用のガラスふたのまましまうので…今後使うかな？

専用取っ手

きちんとフライパンや鍋を支えます。

ぐらついたりはありません。

ただ挟むときや外すときにキンッと音がするので、毎回ちょっとびっくりする。

お知らせマーク

食材をいれるのにいい温度になったら真ん中の赤丸の色が変わります。

マークのところが濃い赤になって、砂時計のマークがよく見えなくなります。

わかりやすくていいよね！…なんて思ってたけど、意外と時間がかかってなかなか色が変わらない！

だからもう色が変わる前に食材入れちゃってます。

そうしたらいつの間にか色が変わってました。

お知らせマークは…あんまり気にしていません。

買う前に悩んだこととその結果

取っ手の取れるティファールはセットで買ってよかったです。

でもセットだとこれは必要なんじゃないかとか、こっちのセットの方がいいんじゃないかとか、いろいろ考えてなかなか決めきれませんでした。

フライパン用のふたが必要なのでは？

ティファールのセットには、フライパン用のふたが付いているものがあまりありません。

でもフライパンのふたって結構使いますよね。

だから買う前はフライパン用のふたは欲しいなと思っていたんです。

でも別にティファールのフライパン専用のふたはなくても問題ありませんでした。

なんでかというと、22cmには22cmの、26cmには26cm用のふたしか使えないからです。

↓ティファールのふたはぴったり合うけど…

ふたが増える！

収納スペースがかさばる！

↓のようなフライパンのふたなら、1個あればどのサイズにも対応できます。

むしろこっちの方が使い勝手がいいので、ティファールのフライパン専用のふた付きセットにしなくてよかったと思いました。

取っ手が一つじゃ足りないんじゃ…

ティファールのフライパンセットには、たいてい取っ手が1個ついています。

2個付いているものもあります。

それを見たら、

と思って、取っ手が2個付いてるやつの方がいいんじゃ…と悩み始めました…が、1個で十分でした。

基本的に調理中は取っ手を外しているからです。

ティファールの取扱説明書に、

と書いてありますし、つけていない方が使い勝手がいいです。

みそ汁作ってる最中は取っ手なくても問題ないですしね。

それに炒め物を作るときにフライパンを煽ったりしますが、家庭用の火力では煽る意味があまりないんだそう。

むしろフライパンの温度が下がるからやらない方がいいくらいです。

そしてこれはわたしがIH対応の方を選んだから可能なのかもしれませんが、フライパンや鍋にある程度の重さがあるので、ちょっと炒めたくらいでコンロから動くことはありません。

ガス火専用の方はIH対応に比べると軽いので、炒め物をするときは取っ手をつけたままの方が安定して使いやすいかも。

それにもし壊れても、イオンや楽天に単品が売っているので、すぐ買えます。

だから、不具合が出るまでは取っ手は1つで十分だと感じています。

ガス火専用？IH対応？

家のコンロがガスコンロだったらどっちにしようか悩みますよね。

ガスコンロ専用の方が安いし。

うちはガスコンロだけど、転勤でいつ引っ越すかわからないのでIH対応にしましたが、IH対応の方にしてよかったと思った点があります。

フライパンと鍋じたいに重さがあって、コンロから浮かないんです。

だから目玉焼きが端っこに流れない！

しかも端っこの方に食材があってもちゃんと火が通るし焦げ目もつく！

感動した！

取っ手が取れるタイプということもあってか、フライパンの重心がかたよらないし、火の通りも均一になっている気がします。

今まで取っ手付きの軽いフライパンを使っていたけど、目玉焼きは端っこに流れるし、端っこの食材はなかなか焼けないしでもやっとしていました。

それにコンロの上でガタガタして不安定だったし。

軽いフライパンの方がいいと思い込んでいたけど、フライパンの重さって意外と重要だと気付かされました。

ガス火専用よりIH対応のものの方が重さはありますが、扱えないほどではないのでこっちにしてよかったです。

取っ手が取れるって大丈夫なの？

取っ手が取れるのは洗いやすそうだけど、安定感とか大丈夫？外れない？と心配していました。

今のところ大丈夫です。

どうもないよ。

ただ小さい方の22cmのフライパンと、16cmのソースパンは心配になることはないけど、大きい方の26cmのフライパンと20cmのソースパンはどきどきします。

直径が大きいのと、中身がたくさん入るから重くなる。

これを傾けて器に移すときはなんか心配になります。

大丈夫なんだけどちょっとこわい。

だから取っ手を持ってフライパンや鍋を持ち上げるのは、台所で、器に移すときのみにしています。

取っ手だけを持ったまま食卓へ持っていくことはしません。

万が一に備えておきます。

【まとめ】ティファールのフライパンセットのレビュー

買ったセットはIH対応のティファール インジニオ・ネオ フライパンセット IHマロンブラウン・アンリミテッドの9点セット

いまいちな点があるとはいえ、個人的にはこのセットを買ってよかったです。

色も好きなのを選べました。

セット内容的には青い色の方がよかったけど、気に入った色じゃないと大事に使い続けられないので、自分の好きな感じを優先して選んでよかったです。

↓色さえ違ったら欲しかったセット

それからティファールのセットを買ってよかったと思う点がもう一つあります。

もし変え替え時期が来ても、あれこれ悩まなくてよさそうという点です。

毎回フライパンの買い替えで悩んで、なかなか決めきれませんでした。

だから無理くり使って、ストレス満載でご飯づくりをしていたんです。

でもティファールのセットを買ったことで、フライパンが傷んだらフライパンだけ買い替えればいいやという考えになりました。

次の買い替えを無駄に悩まなくていいのも、ティファールにしてよかった点かもしれません。

おわり。