家のコンロがガスだと、ガス火専用もIH対応もどっちも使えるから、どっちにしようか悩みますよね。
わたしもめっちゃ悩みました。
半年くらいは悩んでいたかもしれません。
その間、目に見えてコーティングがはがれてる、くっつきやすくなったフライパンをだましだまし使い…落としてへこんだ鍋も、取っ手が取れそうな鍋もだましだまし使い…
さすがに体に悪そうだし危ないなと思い、意を決してティファールの取っ手が取れるフライパンを購入しました。
うちのコンロはガスなんですけど、IH対応の方を買いました。ガス火専用より高かったけど。
ガス火専用とIH対応フライパンの違い
一般的に、ガス火専用のフライパンとIH対応のフライパンには、ティファール含め、次のような違いがあります。
作り
IHのコンロは磁力を使っているので、磁石がくっつく素材でないといけません。
その素材は鉄やステンレス、ホーローなどです。
ガス火専用の方はアルミで作られており、磁石がくっつかないので、IHでは使えません。
重さ
IH対応の方が重いです。
IHでフライパンを使うためには、磁石にくっつく素材が必要で、底面に鉄やステンレスといった重い素材を使用しないといけません。
そのため底に厚みができ、重くなります。
ガス火専用なら、軽いアルミ素材で作ることができます。
価格
IH対応の方が少し高いです。
フライパンの底面に処理を行うなど、ガス火専用のものより作業工程や使う素材が多かったりするためです。
熱伝導の早さ
ガス火専用の方がやや早いです。
IH対応の方は、フライパンの底面が構造上厚みが増してしまうので、ガス火専用に比べると、温まるのにやや時間がかかります。
ですが、熱がじわじわと広がるので、はしっこだけ火が通りにくいというような熱の偏りが起きにくいようになっています。
(参考和平フレイズ株式会社よ)
ティファールのガス火専用とIH対応フライパンの違い
ティファールのガス火専用とIH対応のフライパンは、
- 作り
- 重さ
- 価格
- 熱伝導率の早さ
に加えて、コーティングが違います。
ティファールのフライパンのコーティングには、以下の種類があります。
【コーティングの種類】
- チタン・アンリミテッド
(6倍長持ち) - チタン・フォース
(3倍長持ち) - チタン・インテンス
(2倍長持ち) - チタン・コーティング
(標準)
※〇倍長持ちはチタン・コーティングとの比較です。
IH対応の方は、
- チタン・アンリミテッド
(6倍長持ち) - チタン・フォース
(3倍長持ち)
ガス火専用の方は、
- チタン・インテンス
(2倍長持ち) - チタン・コーティング
(標準)
になります。
IH対応の方が底面に使っている素材が多いので、ガス火専用に比べると長持ちしやすいです。
お家がガスコンロの場合は、どのコーティングのフライパンでも使えます。
結局ガス火専用とIH対応フライパンのどっちがいいの?
家がガスコンロだと、どっちも選べるから迷いますよね。
そこで、IH対応の方を使ってみて感じたことをもとに、どっちがどんな人におすすめなのかをお伝えしたいと思います。
ガス火専用がいい人
- とにかく軽い方がいい
- せっかち
IH対応を選んで、一番あれ?と思ったことは、
前の(ガス火専用)よりフライパンがあったまるの遅いな
というところです。
前のフライパンと同じようなタイミングで食材を入れているのにジュウジュウ言わないぞ?
炒めていればそのうちジュウジュウいうんですが、温まるのに少し時間がかかります。
なのでせっかちな人には向かないかも。
IH対応がいい人
- コンロからフライパンが浮くのが気になる人
フライパンが軽いとコンロから浮きませんか?
IH対応の方はガス火専用と比べて少し重いので浮かないです。
浮いてしまうと油が端っこに流れて、まんべんなく油を引くことができませんよね。
揚げ焼きしようにも油が一方向にたまるので結局油を多めに引くことになるし…
なので、フライパンが浮いてしまうことにもやもやしている人は、ガスコンロでもIH対応の方をおすすめします。
家がガスコンロだけど、IH対応を選んでよかった!使いやすいよ!ここがよかったって点をもう少し詳しく紹介しますね。
意外と大事だと感じたのはフライパンの重さ
ティファールのフライパンは、ガス火専用の方が軽いです。
買う前にティファールの専門店に行って持ち比べてみました。
いつもガス火専用のフライパンを使っていたわたしからすると、IH対応の方は重く感じました。
だけど、使ってみてすぐに慣れたので、今では重さは気になりません。
それにフライパンにある程度の重さがあることで、
- ガスコンロからフライパンが浮かない
- 取っ手を外して調理してもフライパンが動かない(激しく炒めないなら)
というところに良さを感じているので、IH対応の方を選んでよかったです。
ガスコンロからフライパンが浮かない
コンロの上に置いたときにフライパンが浮かないので、
- 油がはしに流れずまんべんなく油を引ける
- 目玉焼き用にフライパンに落とした卵が流れない
- フライパンの端の方まで火が通る
といったメリットがあります。
取っ手を外して調理してもフライパンが動かない
ある程度の重さがあるので、そんなに激しく炒めないなら取っ手を外して炒め物もできます。
わたしは取っ手を外して調理してるよ
取っ手がない状態って結構便利で安全です。
コンロの上のスペースが取りやすいです。
そしてここからが本題。
ちょっと振り返ったときにうっかり取っ手につかえて大惨事にならない!
コンロとその後ろに冷蔵庫があって、台所のスペースが狭い家や、小さなお子さんがいる家とかにもほんとおすすめ。
【まとめ】ティファールのフライパンはガス火専用とIH対応はどっちがいいのか
【ガス火専用がいい人】
- とにかく軽い方がいい
- 安さ優先
- せっかちな
IH対応に比べて軽い・安い・温まるのが早い
【IH対応がいい人】
- コンロからフライパンが浮くのが気になる
- 油がはしに流れるのが気になる
- フライパンの端の方の火の通りが気になる
ガス火専用に比べて少し重いが浮かない
底に厚みがあるため温まるのに少し時間はかかるが均一に温まりやすい
ガスコンロだとどっちも使えるから、フライパンを使ってて気になるところを思い浮かべてみてね。