正社員からパートになるのは損?得?わたしの場合は得でした。

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パートで働く

もういそがしくて大変。疲れちゃって…残業も、生活リズムが狂うバラバラなシフトも嫌!ノルマもキツイ!

でも新しい仕事を探すのもなぁ…別に仕事が嫌いなわけじゃないし、人間関係もいいし辞めたいわけじゃないんだよね。

仕事も慣れてるし、ある程度自分の裁量でできるし、ずっと座ってるより動いてる方が好き。

接客業で、正社員からパートになろうかな?と考える理由はほとんどがこんな感じではないでしょうか。

お店の人はほとんどがパート、アルバイト。店舗の全従業員数が20名いたとしても、その中で正社員は2、3人。

営業中に、必ずしも正社員がいるわけではありません。

パートだけで営業しているお店もあったり、その日店にいる正社員は一人だけという状況も珍しくありません。

責任もあり、体力も必要になります。

接客業のパートは時間の融通が利きやすいです。

結婚や妊娠・出産を機に、同じ会社で正社員からパートになる人も多くいます。

一度退職してパートとして会社に戻ってきた人も。

接客業は慢性的に人手不足なのでたとえ正社員からパートになろうとも、一から育てなくてもいいということはすごく助かります。

日々忙しい中、人員も少ない中で人ひとり指導するのは大変ですよね。

でも実際正社員からパートになると給料や保険、有給などどうなるんだろう?と気になりませんか?

わたしはドラッグストアで正社員からパートになりました。

その時のことと気を付けることなどを紹介します。

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同じ会社で正社員からパートになった私の場合は得でした

得だった点は給料とシフト面です。

今は引っ越してしまったので退職しているんですが、パートになっておいてよかったなと思っています。

西宮 有
西宮 有

あのとき正社員のままいたら、絶対自己嫌悪とストレスでもっとイライラしてたかも。正社員やめててよかった…

シフト面でよかったこと

わたしはドラッグストア勤務で、営業時間は8~24時。

パートになったことで8-17の早番固定のシフトになりました。

正社員のときは遅番もけっこう入っていたので、24時まで勤務して閉店作業をしてから家に帰っていました。

今までは実家暮らしだったので、家事は親に甘えており、遅番で帰ってもご飯ができていたり自分で洗濯しなくてもきれいな服を着ることができました。

でも結婚した今はご飯も洗濯も自分でしないといけません。

自分の分だけなら適当でもいいんですが、旦那の分もしないといけないので、毎回適当というわけには…いきませんよね。

シフトが早番に固定されたことで、生活リズムが安定します。

正社員だといろんな時間のシフトに入らねばならず、生活リズムは整いません。

これがなかなかしんどくて、寝不足だったりだるかったり体調面でよかったとは言えません。

幸いそのときは20代で若かったのでなんとかなっていたんだと思います。

17時に仕事が終わって家へ帰ると、ご飯の準備をしたり洗濯機を回したりします。

それが毎日のルーティーンになっていたので、家事が一通り終わる時間もだいたい定まり、自分の時間も取ることができました。

そしてパートになったことで、どうしても午後から用事があるときは13時上がりの希望を出していました。

時給なので早上がりした分のお金はつきませんが、正社員だとよっぽどのことがない限り早退はできません。

シフトに融通が利く点が、かなり助かりました。

給料の面でよかったこと

正社員のときよりも毎月の給料が増えました。

接客業は基本的に給料が低い方です。

わたしは高卒だったこともあり基本給自体がそんなに高くありませんでした。

正社員のときに一番低かった手取りは12万円、残業を申請しまくってやっと16万円が最高です。

通常、だいたい13万~14万くらいの手取りでした。

残業の申請は当時の店長が「人手不足なんだから、どんどんしろ。こういう事情ならなんとかなるから」と言ってくれ、申請してくれました。

その時以外はサービス残業ばかりです。手取り12万円のときは本当に辞めたくなりました…

正社員を辞めてパートになる前に、簡単ですが上司に時給交渉をしました。

ドラッグストアは常に人手不足なので、パートでも辞められるよりはいいと知っていたのでちょっと強気で。

すると「正社員の仕事の一部をやってもらえるなら、その時給で契約する」ということになり、任せられる仕事内容を確認して、それを了承しました。

その後パートとしての勤務が始まり初めての給与明細を見てびっくりしました。

西宮 有
西宮 有

えっ?!給料増えてるじゃん!嬉しいけど…今までの正社員としての給料…なんだったんだ?

嬉しい反面、ちょっとむなしくなりました…が結果的にはよかったです。

給料増えた!

パートで働いたときは通常14万~15万ほど。

のちに土日祝や〇時~〇時までは時給アップという契約になったので、残業をいっさいしなくても16万を超えることもありました。

パートになりボーナスはなくなりましたが、毎月のサービス残業や手取りアップを考えてみても、パートになった方が給料がよくなったように感じます。

正社員の経験があったからこその時給ですが、パートになって給料が増えた点はすごく嬉しいです。

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有給と退職金はどうなるの?

正社員からパートになるとどう変わるのか。

一番気になるところはお金の話ですよね。

せっかく正社員として今まで働いてきたんだから、有給や退職金がなくなったりしないか心配です。

実際のところ労働基準法で決まっていても、自分がそのことを知らないとうやむやにされることがあります。

正社員からパートになる場合は、有給や退職金のことは必ず会社と話し、確認してからパートとしての雇用契約を結びましょう。

有給

有給残日数は基本的にパートになっても引き継がれます。

有給休暇の発生要件は、雇い入れの日から6か月継続勤務+全労働日の8割以上の出勤となります。

ここで気になるのは『継続勤務』とは?ということ。

正社員からパートになっても『継続勤務』に当てはまるのかが気になります。

じゃあ継続勤務ってなんだろう?

継続勤務とは・・・事業場における在籍期間を意味し、勤務の実態に即し実質的に判断されます。例えば、定年退職者 を嘱託社員として再雇用した場合などは、 継続勤務として扱う必要があります。

厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署 【リーフレットシリーズ労基法39条】 より

つまり、雇用形態に関係なく同じ会社での雇用が継続しているのであれば、入社してから今日までが継続勤務となります。また、

パートから正社員に変わった時点では、既に付与されている有給休暇の日数がそのまま引き継が れ、正社員としての1日の所定労働時間分の休暇が与えられます。

また、その後付与日にはパート 社員として採用された日から通算した勤続年数を基に付与されることになります。  

逆に、正社員からパート社員になった場合でも、既に付与されている有給休暇はそのまま引き継 がれます。

●パートから正社員に転換する際に一度形式的に退社した場合でも、有給休暇算定上の勤続年数 は通算して計算します。

東京労働局 しっかりマスター労働基準法ー有給休暇編ーより

ただし、パートになってから有給を使うと、パートとしての契約内容で有給消化になるので注意。

支払われる金額が変わります。

例えば、正社員のときのは1日8時間労働だったけど、パートになってからは1日6時間勤務になった場合。

パートで働き始めた後に有給を使えば、正社員のときの有給であってもパートでの賃金計算になります。

有給休暇の賃金計算方法-パート・アルバイトが取得した場合 有給休暇を取得した日の賃金は  

①平均賃金(過去3か月間における1日あたりの賃金)

②通常の賃金(所定労働時間労働した場合に支払われる通常の賃金)  

③標準報酬日額(健康保険法)

のいずれかの方法により計算します。(就業規則・労使協定等の定めによります) ※アルバイト従業員など1日の労働時間が一定でない場合は①の方法、 パート従業員など一定している場合は②の方法をとることが多いようです。

東京労働局 しっかりマスター労働基準法ー有給休暇編ーより

わたしが正社員からパートになったときは、有給を使い切ってから雇用形態をパートに変更してもらいました。

その時は『パートには有給がない』と会社から聞いていたので、有給がなくなってしまう前に消化したかったからです。

その後からパートにも有給はあることを知りました…『パートに有給はない』というのは労働基準法違反であるということを知らなかったことで、有給を取り損ねていました…もったいないもったいない…。

そして、2019年の4月から労働基準法が改正されました。

労働基準法が改正され、
使用者は、法定の年次有給休暇付与日数が10日以上の全ての労働者に対し、
毎年5日、年次有給休暇を確実に取得させる必要があります。

対象者は、法定の年次有給休暇付与日数が10日以上の全ての労働者(管理監督者を含む)に限ります。

労働者ごとに、年次有給休暇を付与した日(基準日)から1年以内に5日について、使用者は「労働者自らの請求・取得」、「計画年休」及び2019年4月から新設される「使用者による時季指定(※)」のいずれかの方法で労働者に年5日以上の年次有給休暇を取得させる必要があります。

厚生労働省 年次有給休暇の時季指定より

法的に有給を必ず取得させなさいという決まりです。

ありがたいですね。

接客業の場合でも取らないといけないんですが、繁忙期ほどみんな有給を使いたいです。

人手不足に拍車がかかるのが一番心配なところ。誰かが我慢するという状況は絶対出てきます。

ただし全員が取得できるわけではなく、『法定の年次有給休暇付与日数が10日以上の労働者に限ります。』

週4日、30時間未満のパートの有給日数が10日以上になるのは継続勤務日数が3年6か月たってから。

もしかしたら入ってきたばかりのパートさんでも、『有給を取得させないといけない法律を知っている』という人はいるかもしれません。

だけどその中身を知らず「なんでわたしは有給を使えないんだ」と文句を言う人がいる場合も考えられます。

有給についての法律の中身を知っておくと、トラブル回避につながります。

退職金

退職金は会社の規定によります。

法的には『退職金を必ず支払わなければならない』という決まりはありません。

あなたの会社の退職金に関する規定はどうなっていますか?

不明な場合は会社の給与関係の人に退職金のことを聞いておくのがベストです。

一般的に正社員からパートになると雇用契約内容がかわるので、パートの雇用契約書をつくるはずです。

なのでいったん正社員は退職ということになります。

退職金については必ず会社に聞きましょう。

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社会保険料はどうなるの?

正社員は社会保険料を会社が半分、自分で半分払っています。

じゃあパートになったら社会保険料はどうなるの?

パートにはなるけど今まで通り1日8時間、週40時間で働く人は、正社員の時と同じように社会保険料は会社が半分、自分で半分払います。

じゃあ時間を短くして働いたらどうなるのかな?

まず、社会保険(健康保険・厚生年金)の加入対象の条件を見てみます。

  1. 1週間あたりの決まった労働時間が週20時間以上であること
  2. 1か月あたりの決まった賃金が88000円以上であること
  3. 雇用期間の見込みが1年以上であること
  4. 学生でないこと
  5. 従業員数が501人以上の会社(社会保険の対象となっている従業員数)

これがパートの社会保険加入条件です

特に気にしないといけないのが①の週20時間と②の月88000円。

これを超えると社会保険の加入対象になるので、社会保険料を支払わないといけなくなります。

旦那さんの扶養内でパートをしたいと考えている人は気をつけましょう。

社会保険料を自分で(会社が半分)支払うとなると、手取りが減ります。

短時間パートになって給料が減った中から社会保険料を支払うのは少し痛いですが、その分年金の受け取り額が増える。

手取りか将来的な年金か。

一日何時間働くかは生活スタイルによって決めるのがいいです。

だけど社会保険料を払っておきたいからといって、無理して働いて体調を崩したら意味がありません。

同じ会社で正社員からパートになるのは、慣れた仕事を続けられるので、力の入れどころと抜きどころがわかっています。

このことを踏まえた上で、パートとして働く時間を決めてもいいのではないでしょうか?

同じ会社で正社員からパートになるなら必ず確認しておきたい3つのこと

有給や退職金、社会保険のこともそうですが働く上で大事なのは他にもあります。

  • 仕事内容は変わるのか
  • パートの時給はいくらになるのか
  • 勤務時間などの希望は?

正社員の仕事はできるけど、パートになっても同じ仕事のままなんだろうか?

正社員の経験は時給に反映してくれるんだろうか?

仕事内容・時給を会社と相談し、確認しないと必ず不満が出ます

  • 『仕事内容は正社員のままなのに、時給はパートの最低賃金』
  • 『パートなのに正社員の仕事をさせられている』

正社員からパートになったばかりは『正社員からの続き』と言う感じで、あまり気になりません。

けれどパートの状態に慣れてきて、給料が入ってきたときに「正社員の時と同じ仕事してるのに給料が少なすぎる!パートになって本当によかったんだろうか…」そんな悩みが生まれてしまいます。

仕事内容の確認

正社員からパートになっても、「正社員だったからこの仕事を任せても大丈夫」と仕事を任される可能性があります。

そう思われるのはわかるけど、じゃあどこまでするんでしょうか?

同じ仕事だったらパートになった意味がありません。

たしかにあなたは正社員の仕事ができる。

でも今は正社員ではなくパート。

正社員からパートになったからには仕事内容できちんと線引きをしておかないと、持たなくていい責任まで感じてしまい、ストレスが溜まってしまいます。

また、正社員に新しい仕事が追加されたとしても、今は正社員ではないあなたにそれを教える必要がありません。

すると「わたしにできる仕事が減っていく…」と少し寂しい気持ちになる。

責任感もあって正社員だったというプライドがあると、自分の価値が下がる気がしてむなしく感じるようになってしまいます。

「わたしは正社員ではなく今はパートになった」という線引きは、気持ちを守るためには必要です。

時給の確認

パートになると月給制から時間給になります。

時給によっては今までの給料よりも下がるかもしれないし、上がるかもしれません。

ここで重要なのは【仕事内容に見合った時給か】という事です。

仕事内容の確認でも書きましたが、正社員だったからと正社員の仕事を任される可能性があります。

『仕事内容は正社員と同じなのに給料がかなり下がる』状態になりかねません。

会社としては低賃金で正社員の仕事をしてくれたらありがたいことこの上ないです。

でも働く側としてはたまったもんじゃない!

時給が県の最低賃金だったら最低限のパートの仕事しかしたくありません。

もしくは他の時給がいいところを探します。

いくらパートになるとはいえ経験があり、できることも多いんだからその辺は時給に考慮してもらいたいところ。

たとえ会社がパートの仕事しかしなくていいと言ったとしても、いままで一緒に働いてきた人からみれば頼れる人に変わりありません。

絶対に正社員の仕事の一部でもする必要がでてきます。

仕事内容に合う時給かは必ず確認しましょう。

パートの雇用契約を結ぶとき

パートとして雇用契約を結ぶときは、 仕事内容・時給を会社と相談するのはもちろんですが、あなたがどういう条件で働きたいのかをきちんと伝えましょう。

  • 何時から何時の勤務か
  • 土日祝などの休日がどれくらい欲しいか

などは必ず言った方がいいところ。

基本的には雇用契約書通りに働くのが決まりです。

あなたが正社員からパートになるには理由があるはずですので、なあなあにされないようにしてください。

同じ会社で正社員からパートになるかは、待遇と生活スタイルで決めるのがベスト

接客業は勤務時間がバラバラで、結婚しても旦那さんと生活リズムが合いません。

だからといって仕事を辞めたいわけでも、嫌いなわけでもないないと今の職場でどうにかならないかな?と考えます。

そこでいいのは同じ会社で正社員からパートになること。

勤務時間が固定できて、正社員よりも休みが取りやすくなります。

生活スタイルを重視しながら、慣れた同じ職場で働き続けられるのがいいところですね。

もし、パートになることで納得できない待遇になるなら転職するのも一つの手です。

  • 勤務時間が固定されない
  • 仕事内容は正社員のときのまま
  • 時給が低く、仕事内容に見合わない
  • パートになっても利点がない

こんな風に感じたらあなたの要望に合った仕事を探す方が、あなたのためにも旦那さんのためにも将来のためにもなりますよ。

パートになることで勤務時間が固定され生活リズムが安定したり、休みが取りやすくなると、プライベートの充実度もあがります。

正社員からパートに…と考えるのは、お金ややりがいよりもプライベートを優先したいからではないですか?

西宮 有
西宮 有

旅行とか本当は2泊3日で行って、4日目は家でゆっくりしたいな

こう思っていても、接客業の正社員が4連休を取るなんて基本的に無理な話です。

プライベートが充実したら同じ仕事でもやりがいを感じたり、楽しいと感じたりするようになりますよ。

正社員からパートになろうと考えているのは、心が疲れているときだってあるんです。たまには旅行に行って心のリフレッシュをしてみるのがいいかもしれませんね。

パートで働く
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あわよくばここから

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